
中古住宅の購入は、新築より価格を抑えられる一方で「見えないリスク」も多く存在します。購入後に高額な修繕が必要になるケースも珍しくありません。本記事では、一級建築士が中古住宅を見る際に必ず確認する 10のチェックポイント をまとめました。
1. 基礎のひび割れ(クラック)
幅0.3mm以上のクラックは注意が必要。不同沈下の可能性も。
2. 外壁の劣化(浮き・割れ・コーキング)
サイディングの反り、コーキングの劣化は雨漏りの入口になります。
3. 屋根材の状態(瓦のズレ・金属屋根の錆)
脚立がなくても双眼鏡やドローンで確認できます。
4. 軒裏・破風の劣化
雨水が入りやすい部分。剥離や腐食は要注意。
5. 雨漏り跡(天井や押入内)
シミ・カビの跡は必ず原因調査が必要。
6. 床の傾き・沈み
歩いたときに沈む感覚は、根太や土台の劣化の可能性。
7. 給排水設備の老朽化
漏水は床下の腐朽に直結します。
8. 結露・カビの発生状況
断熱性能の低さや換気不足が要因の場合が多い。
9. シロアリ被害
床下が見られない場合は特に注意。被害は構造材に及びます。
10. 耐震性(築年・基準適合)
1981年以前の旧耐震は必ず耐震診断を。
■まとめ
中古住宅は「見た目がきれい」でも内部に劣化が潜むことがあります。
専門家によるインスペクションを受けることで、購入判断を大きく誤るリスクを避けられます。



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