省エネ性能評価とは?2025年の法改正をふまえて既存建物の性能を専門家が解説

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2025年から住宅・建築物の省エネ基準適合が全面義務化され、
省エネ性能の「見える化」が一層進むことになります。

これまでは新築時にだけ省エネ適合性が求められるケースが中心でしたが、
今後は 既存建物でも省エネ性能の把握と改善 がより重要になってきます。

Arist では、
「既存建物の省エネ性能を客観的に評価するサービス」
を提供しており、自宅・賃貸住宅・マンション・小規模ビルまで幅広く対応しています。

この記事では、

  • 2025年の法改正ポイント
  • 既存建物の省エネ性能評価とは何をするのか
  • 調査の流れやメリット
    をわかりやすく解説します。

2025年の法改正:何が変わるのか?

2025年(令和7年)から、建築物省エネ法が大きく変わります。

① すべての新築住宅で省エネ基準適合が義務化

従来は大規模建築物に限られていましたが、
2025年からは一般の戸建住宅・小規模共同住宅も含め、すべて義務化されます。

② 住宅性能表示制度(省エネ)の普及が加速

省エネ性能(一次エネルギー消費量/断熱性能等級)が、
不動産価値を左右する時代へ移行しています。

③ 既存建物の省エネ評価が重要に

新築だけ省エネでも意味がありません。
国は「既存ストックの断熱改修」を重視し、
補助金・減税制度が省エネ評価と強く連動するようになりました。

つまり、
既存住宅の省エネ性能を“数値で把握する”ことが当たり前になる
ということです。


既存建物の省エネ性能評価とは?

Arist が提供する省エネ性能評価は、
建物の現状を 断熱性能・設備効率・エネルギー消費の3方向から総合的に分析するサービスです。

新築時に行う「省エネ適合判定(行政手続き)」とは全く別物で、
以下の内容を重点的に評価します。


評価項目(わかりやすく数値で提示)

① 断熱性能(UA値の推計)

  • 外壁、屋根、基礎部分の断熱仕様
  • サッシの性能(アルミ/樹脂/複層ガラス)
  • 隙間・劣化による断熱性能の低下
    → 現状から 推計UA値 を算出し、等級に照らして評価します。

② 気密性能の簡易評価

  • 建付けの劣化
  • 換気量の不足
  • 隙間風の発生有無
    → C値の目安を推計し、改善点を提示。

③ 設備のエネルギー効率

  • 給湯器(エコキュート/ガス給湯器の効率)
  • 空調設備の年式・能力
  • 換気設備(24時間換気の機能状態)
  • 照明(LED比率)

→ 設備別に「現状の年間光熱費レベル」を算出します。

④ 光熱費シュミレーション

  • 現状のままの年間光熱費
  • 改修後の想定光熱費
  • 断熱強化の費用対効果

→「どこを改善すると何円下がるか」を明確化。


調査の流れ(Arist 方式)

① 事前ヒアリング

  • 建物の築年数、仕様、図面の有無
  • 気になる部分
  • 目的(売却/リフォーム計画/補助金申請のためなど)

② 現地調査(1.5〜3時間)

  • 外壁・屋根・基礎の断熱仕様確認
  • サーモカメラによる断熱欠損調査
  • 窓や建具の仕様確認
  • 設備(給湯・換気・空調)の年式・効率
  • 漏気・温度ムラの確認

③ データ整理・省エネ性能の数値化

建物の仕様をもとに

  • 推計UA値
  • 推計C値
  • 区分ごとの設備効率
  • 現状の年間光熱費
  • 改修後の改善効果
    を算出。

④ 報告書の提出(PDF)

専門家向けと一般ユーザー向けの
2種類の説明資料を作成します。


既存建物で省エネ評価を行うメリット

① 光熱費の“ムダ”が数値で分かる

「どこから熱が逃げているのか?」
「どの設備が電気代を上げているのか?」
を明確にできます。

② リフォームの優先順位が分かる

  • まず窓を変えるべきか
  • 壁・屋根の断熱を強化すべきか
  • 給湯器を変えた方が効果が大きいのか

費用対効果を数値で提示。

③ 補助金活用に有利

多くの補助金は、省エネ性能の「現況評価」が必要です。
評価書があると申請がスムーズになります。

④ 中古住宅の売買でも“価値が上がる”

買主が一番不安に思うのは「ランニングコスト」。
省エネ性能評価書があると 安心感が向上し評価額アップにつながる ケースも。


Arist の特長:設備設計一級建築士が評価できる強み

一般的な省エネ診断は、断熱中心で設備評価が弱い傾向があります。

しかし Arist では、

  • 設備設計一級建築士
  • 建築設備士
    としての専門知識を活かし、
    給湯効率・換気量・空調負荷を精密に評価できます。

さらに、点群データやサーモグラフィも活用し、
視覚化された省エネレポートを提供します。


まとめ:2025年以降は“既存住宅の省エネ性能”が価値を決める時代へ

これからは「省エネの時代」。
建物価値は、構造や見た目だけでなく
どれだけエネルギー効率が良いかで大きく変わります。

既存住宅でも、省エネ性能を数値化して把握することで

  • 光熱費削減
  • 老後の安心
  • リフォーム計画
  • 資産価値向上
  • 補助金活用

すべてが効率的に進むようになります。

Arist は、40年以上の建築経験と多資格を活かし、
既存建物の省エネ性能を総合的に評価する専門事務所として
的確で信頼性の高い診断を提供します。

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